台北バイオテクノロジーパークは、バイオテクノロジー産業の発展に焦点を当てた台湾初のBOT開発プロジェクトであり、民間資源、専門性、柔軟な運営思考を組み合わせて、官民地域パートナーシップによる推進を行っていると同時に、台湾のバイオテクノロジー業界全体をリードし、国際社会と連携することで、バイオテクノロジー産業が大きく飛躍するための出発点となっています。敷地面積は1.5ヘクタール以上とし、世康開発が建設した延べ床面積3万坪近いバイオテクノロジービルには研究開発、パイロット生産、オフィスが一体となった産業スペースを設置し、技術研究開発の中・後期段階にあるバイオテクノロジー企業や、より成熟した規模の企業を誘致すると共に、優待プログラムによりバイオテクノロジー企業に育成スペースを提供して、業界の人材育成を支援するとともに、バイオテクノロジー企業の展示・交流のニーズを満たす様々な機能的スペースを設置することが計画されており、台湾初のイノベーションと研究、人材育成、国際的な研究開発など、バイオ産業のニーズを総合的に満たす重要な中核拠点となっています。


台北バイオテクノロジーパークにつきまして

2023年に正式にオープンした台北バイオテクノロジーパークは、台北市南港のバイオ産業団地にあり、この立地は「戦略的立地」、「交通の利便性」、「産業の集積」という3つの重要な利点を兼ね備えています。パークの南側には中央研究院や国家バイオテクノロジー研究パークといったバイオテクノロジー製薬等の研究開発センターに近く、北側には內湖科技パークや南港ソフトウェアパーク等の重要なテクノロジーパークに連結することができ、西側にはバイオメディカル産業における主務機関である衛生福利部があります。

パークの開発チーム

台北バイオテクノロジーパークは、台湾のバイオテクノロジー産業の中心地であると共に、台湾の将来の発展にとってバイオテクノロジー産業の発展が重要であることから、同パークの全体的な計画は、政府によるハイテク産業の発展促進政策に長年協力してきた世正開発股份有限公司が担当しました。また、世正開発股份有限公司は、国内外の400社以上の企業とともに南港ソフトウェアパークの建設に成功し、兆単位規模の生産額を生み出した開発専門チームの子会社でもあります。このプロジェクトの責任者である黄茂雄氏は経営チームを率いて南港ソフトウェアパークの成功経験を再現し、再び台湾のバイオ産業クラスター一帯の中核的なエンジンを作ることを目的としています。